象印マホービン株式会社の「まほうびん記念館」では、平成24年10月1日(月)から平成25年1月31日(木)まで期間限定で、特別企画展「日本のまほうびん 生誕100年」を開催いたします。
※ご好評につき、平成25年5月16日(木)まで期間を延長し、開催いたします。
1912年(明治45)、日本電球会社の八木亭二郎氏が日本で初めてまほうびんの製造を開始してちょうど100年。新世界・通天閣ができたのも同じ1912年であり、まさに大阪が活況を呈し始めていた時期です。この頃、ガラス職人が多数いた大阪には続々とまほうびん製造業者が現われ、100年の間に各メーカーは品質、技術、機能、デザインの向上に邁進してまいりました。その結果、まほうびん業界は最盛期では年間約3,200万本、約540億円に迫る出荷を実現し、まさに大阪の地場産業から世界へ羽ばたく産業に成長するに至りました。
今回の企画展では、まほうびん製造に携わる各社や全国魔法瓶工業組合の協力を仰ぎ、常設展示場にはない業界全体の出荷データやその原動力となった各社の商品の変遷、エピソード等をご紹介します。大阪経済を牽引してきたまほうびん業界の足跡をたどりながら、さらに飛躍を目指す各社の未来もご覧いただければ幸いです。
平成24年10月1日(月)〜平成25年5月16日(木)までの期間限定